マイクロバートアンテナを作ってみた

microvert
microvertアンテナ

暇だったので以前から気になっていたマイクロバートアンテナを作ってみました。

今回は7MHzのアンテナです。
ホームセンターで1mと50cmのアルミパイプと塩ビパイプ、後は自宅にあったジャンクですので、ほとんど制作費はかかってません。
動作原理、作成方法等は、他の方の書かれたホームページが詳しく沢山あるようなので、そちらを参考にしましょう。
数時間で完成です。

感想ですが、やはり他でも言われているように短いアンテナなのに、割と広い範囲でSWRが低くなるようです。
アンテナチューナー要らずですね。
移動や、アンテナ設営に広い場所の取れない方には良さそうです。
しかし、当たり前ですが小さいアンテナですので、性能としてはダイポールにはかないません。それなりの使い方ですか。

作成は他の有名な作成記事そのままで作って、再現性は良いようです。特に苦労は要りません。
ただし、このアンテナに特徴となっているカウンターポイズはRFチョークまでの間、建物や這わせ方で相当影響があります。
特にインピーダンスの変化は大きく、アンテナアナライザーは必須でしょう。目的の周波数でラジエーターの長さを調節して同調を取ったらカウンターポイズの這わせ方を工夫してインピーダンスを50Ωになるように調節しましょう。
私の場合は最初はインピーダンスが低くて苦労しましたが、カウンターポイズの這わせ方で50Ωに近づけることが出来ました。
カウンターポイズの長さの調整は、どうしてもあわない場合で良いでしょう。私の場合、実験してみると長くしていくとインピーダンスも上昇していきました。ご参考までに!!
調整が上手にいくとSWR1.0に限りなく近づきます。